私は、0歳からお口の健康を守り育てるため、そして保護者の皆さまにお口の健康の重要性を知っていただくためになんば元町保育園・てらす南堀江保育園を開園いたしました。
地域の皆さまと共に歩み、そして育っていく保育園づくりを目指しています。
一度むし歯になってしまったらあとは削る・詰めるしかなく、ひどい場合には抜くとなります。究極の治療は「むし歯にならないこと！」。つまり「予防歯科」なのです。当保育園ではお子さまがむし歯にならないため「具体的な取り組み」でコミットメントし、お口の中からも大切なお子さまの成長を援助させていただいています。
現在､5人に4人の子供に歯列不正と顎の発育の不調和があると言われています｡最近の研究でロ呼吸・舌の癖・悪い飲み込み方が顎の発育不全の真の原因として明らかになっています｡当園では歯並び改善専用のトレーニングの訓練を受けている保育士が日々の遊びの中にトレーニングも織り交ぜながら、歯並びを悪くする原因のある癖の改善に取り組んでいます。
また、歯並びが悪いといくら日々のブラッシングを頑張ってもお口の中にばい菌が付着しやすくむし歯になるリスクが非常に高くなります。歯並びの改善はむし歯予防に非常に重要です。
むし歯の治療のときだけに、歯医者に連れていくと、子どもは「歯医者は痛いことをされる場所だ」と感じ歯医者が怖くなります。しかし、当園では月に2回前後、当法人の歯科医院でお子さまに実際にチェアに座っていただいてむし歯健診やフッ素塗布などを行っており、歯医者のチェアに座り慣れているお子さまが殆どです。
一度むし歯になってしまうと、どんなに優れた歯科医師が、費用と技術を惜しみなく費やしたとしても、本来の健康な歯とまったく同じ状態に回復させることは不可能です。むし歯や歯周病は、原因菌・生活習慣・治療状態などの要素が絡み合い、再発と治療を繰り返す「負の連鎖」から抜け出せなくなってしまいます。このようなことから、幼いころからむし歯や歯周病にならないように、しっかりと予防することが大切です。
乳歯にむし歯がなければ、永久歯がむし歯になる確率が格段に下がります。
子どもの頃からむし歯予防の習慣を身につけておくことにより、成人疾患の一つである歯周病予防にも大変有効です。
子どもの頃からむし歯予防を行っておくことにより、きちんとした知識が身につけられ、おとなになってもご自身の歯でおいしく食事をすることが出来ます。
